私のジストニア手術記~十五~ 完
どうもです。とうとう終わりも終わりでネタがあまりに少ないのでその後のこと全部ぶっ込んで手術記最後の記事にしたいと思います
なぜ、このタイミングで……?
朝、検温など済ませたあとのこと、突然看護師長さんがいらして部屋、でなく病棟移動してほしい、と言われた。のちに知った理由は簡単。コロナ患者が増えてきたのと脳外の入院患者が増えて病棟がぱんっぱんになってまったから(うへー)
なので、現在入院中の東病棟から西病棟に移ってほしい、とのことだったのだがひとつだけ突っ込ませておくれ? 私、もうこの週の末に退院なんですけど!?
どうして、このタイミングで移動っすか? と思ったのは仕方ないと思いたい
そして、引っ越したわけだが、なんというか元の病棟よりかなり綺麗だぞ、ここ。って感じで妙にお洒落と言いますか? 衝立(?)の感じもホテルのものっぽい雰囲気でなので部屋代お高いのかしら? と思ったが、そうでもなく前いた大部屋と同じ価格帯らしい。んで、病棟にいくつか設置されているトイレは無駄にだだっ広く落ち着かん
首さん、首さん、お戻り遊ばせ~
そして、引っ越しから翌々日。主動医の先生がいらして軽く調整してもらったが、次なる試練(?)に首の位置、意識的に正していこうか。とのことだった
神無、かれこれ五、六年はしっかり首が大変な感じに右へ倒れていた。よって、右首の筋肉が縮こまり、縮んでいる&かなりこっているらしい。それにより脳が顔の正面とはいずこ!? という感じで微妙に右寄りを正面と勘違いしている様子だった。なので、入院中はリハで少しずつ伸ばしていき、正面に据える練習を。家に帰ってからも鏡を見て首と顔の位置を矯正するように頑張ってくれ……というご指導だったさー
あと、刺激調整の塩梅がアカンからか、この頃呂律が怪しかったが、こいつは調整でなんとかする、とのことだった。よって目下の問題は首の位置決めである!
と、まあ家に帰ってもいろいろやることはいっぱいあるらしいっす
あなた、あなたもなぜまたこのタイミングで?
そして、退院が明日に迫った日の朝のこと。母からLINE。「ぎっくり腰やっちゃった」……と。……ええー!? なぜ、なぜ長距離運転を控えたこのタイミングでやっちゃうかな!? なに、祟りですか!? しかもしょうもない理由だったので余計に脱力しちまったさ。神棚に用事があり、脚立の一段目に乗って背伸びした時にやらかしたらしい。二段目までのぼっていればやらなかっただろうに……なにをしていらっしゃるの?
などという珍事があったが、いつもより一時間超くらい時間かけて無事徳島入りした母に私は明日の退院後食べる飯についてご相談。ラーメン食べたい。そして、夜はいつもの居酒屋さんでズリ(砂肝)食べたいので要望をだしておいた
そして、いよいよ退院!
朝、おはようLINEついでに昼ご飯にありつけるまで検査もあり、時間がかかるだろうから軽くおにぎり食べておきたい、というのでコンビニにておにぎり一個お願いした
そして、朝ご飯食べ終わってすぐのこと、術後のビデオ撮影に臨むことになった。当初の予定では検査のあとだったが、担当医さんに急な手術予定が入ったそうだった
それから軽く、立ったり座ったり、歩いたりなんだりと十分くらいで撮影終了した
お世話になりました、して私は検査にいく前に荷物を纏めておいた。さっさと帰りたかったからだ。んで、検査後におにぎりを貪ってから病棟にあがって荷物をカートに乗せてから次回予約や今回の手術での寛解度の説明を受けに外来へ
そして、示された寛解度はなんと八十五パーセント!(驚)ホント、あの時の地元ヤブに下品ながら中指立ててあっかんべーしてやりたいぞ!!(私は根に持つよ、すごく)
んで、外来受診は三月の二十三日に決まった。四月の~、と言われたが、ちょうど家業が忙しいので無理す、言って三月に決まったなり(笑)
そして、そして。会計を済ませてから徳島ラーメンの名店と呼び声高き「旺旺軒」にお邪魔し、ふっつーに箸でずるずるる。満足。夜は居酒屋で阿波尾鶏やらに舌鼓という退院祝いよろしく食べ申した。もちろんお目当てのズリも(笑)
そして、翌朝は母が入院時に散策中見つけた珈琲のお店「可否庵」さんにお邪魔してベーグルセットを注文。結構、かなり? 本格的で美味しかった。んで、珈琲豆も買ってやっと帰路につく我らであった。夕方には帰られるから、と母がいきたかった焼き鳥屋さんに寄り道し、おみやも兼ねて購入して帰宅の道をゆくのだった
そして、久しぶりの我が家へ
母の腰痛はあったものの、無事予定通りに帰ってこれたので私はシャワーを浴びてから事前に購入していたニット帽っぽい帽子をかぶって食卓へ。そんで夕飯食って、ベッドに寝転ぶ、前に刺激をオフにしておいた。寝ている間は刺激要らんじゃろ? と思って
そうして、次の日からのことを思い、改めて一大決心の末手術を受けてよかったなあ、と思い、久しぶりの自分ベッドで眠るのだったとさ
完
今後については……
さて、今後は三ヵ月に一回、調子がよければ半年に一回の受診でいい、ということになった。ボトックス代も浮いてこれもひとつ嬉しいことだった。が、なにより完全じゃなくても健康な体にまあまあ戻れたのが一番だった!
この先もなにかと珍事、というかいろいろ人生に当然のお決まり小事件が発生するだろうが、頑張っていきたいと思う。できることも増えたらいいな~♪
……いえあの、とりあえず実家の手伝いが私的に目と鼻の先に迫っていて今から具合が悪くなりそうだけどもさ。だって、マジパねえんだよ、うちに来るお客さん方のフリーダムっぷりはね?
ま、そういう感じですが、神無無事に手術珍道中はこれにて終了。またの話題には記事をつくりますのでよろしくお願いしますです
つづく、つづく