お菓子と私とジストニア

私を表現できるもの、挑めるもの、私の闘病、私にひっつくあれやこれを綴っていけたらな、と思っています

私のジストニア手術記~七~

 

はてさて、いろいろ珍事が起こる神無。今日の記事はどうなるかな?

 

我が毛力(けぢから)のすさまじさ(笑)

 

さて、この日は一月の、正月に続く連休最終日。1/10の日のことでした

 

看護師さんが「抗生剤、今日の夜までだからね~」と言ってくれたのでやっと点滴取れる、と思うとちょい嬉しかった朝である。そして、個室じゃなくて大部屋に移れるけどどうする? と訊かれたのでぜひ早急に移してください! って感じに食いつく私だ

 

個室なのに? 快適じゃないの? と思われるだろうか? まあぶっちゃけちまえばアレだ、経済的理由が主だ。だってさ、個室って一日で九千円超えるんだぜ?

 

それに比べて大部屋なら有料で冷蔵庫と見放題のテレビがついていても二千円におさまるんです。どうよ? 自由にうろつけるのにどうして高い個室を占拠する理由がある?

 

それに、個室に入りたいひともいるしね。だったら、明け渡すべきだろ、というので相談。そしたら、早くても昼すぎるけど、移動はできるよ。と言ってもらったのでお願いしておいた。痛みはまあ、だいぶ引いていたし、カロナールのお世話になる機会も少なくなっていた。というわけで引っ越しの準備を軽くしておいた

 

それから十時半くらいに担当医さんが来られて傷の具合を診てくれた。そんで驚くことに髪の毛が、あの青のり振りかけた坊主の髪(笑)がもうすでに一ミリくらい伸びている、とのことだった(驚)どんだけだよ、私? とセルフ突っ込み

 

と、いうか咳のしすぎで喉が痛い神無だったが、ガラガラ声で訊くと週末、金曜土曜で抜糸&抜鉤(頭の医療用ホッチキス外すことを抜鉤、というらしい)ができるということなので、術後一週間でできるんだー、へえ、人間の体ってすげえと思った

 

でも、まあなにより髪の毛の勢いにびっくりした午前中でした

 

その後、主動医の先生も来られて肝臓の値がちと気になるそうだった。おそらく麻酔の影響で肝臓の値が軒並みぐんっ! て感じらしい。なので、この日から肝臓保護の飲み薬をだしますね、とりあえず三日分。んで、早朝起き抜け採血の結果を見て日数調整するから~って、ことらしい

 

そういや、世間はお祝い日じゃ

 

そして、だらだらすごしていると、十五時半すぎに部屋移動の準備ができたらしくベッドごと移動する。すると、入院一番入った大部屋のまったく同じ位置にお引っ越しをしましたよ、どうも、ただいま~(笑)

 

そして、さらにだらけること数時間。夕飯になり、献立表、っつか用紙を見て「ああ、そういや今日は祝日か~」と思った。メインはチキン南蛮、といういたって普通の献立だったのだが、デザートっつーか甘味に「お祝い饅頭」なるもんがついてきたのです

 

薄い灰色の皮でめちゃ甘じょっぱいこしあんを包んだお饅頭だ。かなり濃い味っつーかなんつーか、徳島のひとたちは塩気も甘みも強いものが好きなんだな~、なんて県民性を見た晩ご飯でした(大袈裟かな?)

 

私の県でお祝い饅頭、というと白っぽい皮に絵柄をつけたお饅頭が一般的で、味も甘すぎず、だったので結構小さいながらに衝撃でしたよ?

 

食のカルチャーショックって案外身近に転がっている、と思いつつ就寝した日でございましたとさ。さぁて、明日はなにがあるかな~?

 

つづく