お菓子と私とジストニア

私を表現できるもの、挑めるもの、私の闘病、私にひっつくあれやこれを綴っていけたらな、と思っています

珈琲はお好きですか~珈琲専門店オーナーとの出会い~

 

どうもです。神無と申しますですが、珈琲の変態です(笑)

 

実家の自営業のお手伝いをするのにゆっくりブログをつくっている場合ではなかったので間がかなりあきましたが、今日は休みなので久しぶりにブログしようと思いました

 

さて、こないだははじめてひとりでいく同県内別市に車で三時間かけていってきましたそれも計画性ゼロで、という辺りで話が終わっていたかと思います

 

そこからのことを綴ってみたいと思います

 

はじめましてな店主

 

手動の戸を開けて中に恐る恐る入ってみると、大きな木のカウンターがあり、奥にはテーブル席もあります。店内の雰囲気はのんびりゆったりとしていて、まるで別の世界に入ったかのような感覚に陥る? ひたれる? とりあえずなんだかほっとしました

 

そして、私が入口でまごついているとカウンターの中にいた男性が声をかけてくれました

 

「もしかして、電話の……?」

「あ、はい。はじめまして!」

「どうぞ、カウンター席、お好きなところに」

「はひっ」

 

のような会話をして私はカウンターの真ん中あたりが空いていたのでそこにどっこいしょ(ばばあ?)して、メニューの紙をはさんだバインダーをもらってどう注文したものか、と思ってふと「今月の珈琲」というのを見つけて訊いてみました

 

「これって今月のはどんな珈琲ですか?」

「ああ、今月はエチオピアをおすすめしてます。酸味のある綺麗な珈琲ですよ」

「さ、酸味……」

「もしかして酸味系の珈琲は苦手ですか?」

「う、はい。あ、でも、挑戦してみます。今月の珈琲をください」

「はい、ちょっと待ってくださいね」

 

そして、カウンターの向こう、神無のところからは見えないところでハンドドリップの準備をはじめる男性。いえ、このお店の主はほどなくして私に一杯の珈琲をだしてくれました

 

それは今まで見てきた珈琲(UCCのアレ)に比べてかなり色味が薄いと言うと失礼かもしれも知れませんが、カップの底がギリ透けて見えるくらいクリアな色あいの変わった一杯でした

 

酸味系、と聞いて一番に思ったのは母がこれぞ本物、と買ってきて珈琲メイカーで淹れたあのすっぺーやつ。恐々と口をつけてすすってみます

 

……

 

……あれ?

 

うっま! なにこれ!!? 酸味ってかこれはもう一種の旨味成分では?

 

そう、衝撃を受けたのです。神無はそのエチオピアの浅煎りに感激してしまい、もうそこからは味わいながらではあってもごくごくいける感じでした

 

「どうですか?」

「すごく美味しいです。今まで飲んだことないくらい、もう、言葉が」

「あはは。よかった。酸味があまりでないようにしてはみたけど苦手なひとは苦手だからね」

「いや、これは素晴らしいですよ」

 

そして、それから神無は店主であるk氏と話し込み、感動の余韻を残して、最後にこんな話をしました

 

「珈琲、私のような素人でもできますかね?」

「できますよ~。道具を揃えたらまずはやってみてください。僕がおすすめする道具はドリップポッドはカリタのものが使いやすくて愛用してます。あとはドリッパーとかいろいろと準備するものはありますが、もし、困ったことがあればまたいつでも来てください! 予定を組んでマンツーマンで教えることもできますので」

「はい!」

 

そして、会計して店をでた私。この時は、興奮していてつい、うっかりあるものを忘れていました。が、それはまた今度にします

 

つづく