珈琲はお好きですか?~カフェの珈琲ドリンク編~
こんばんは、毒吐き愉快な神無です
前の記事で触れていた通り、今回はカフェの珈琲についてです
いろいろと意見溢れるネット社会で発言するひとは多い
埋もれてもいいから、発言したいと思ったのでこの度はカフェの珈琲について発信してみようと思います
カフェのブーム「は」やべえ
さてさて、カフェ好きやカフェ愛好家さんらにとってはいまさらかもしれませんが現在世の中のカフェブームは沸騰している気がしてならないっす
町を歩くと目につく看板とかお品書き(?)黒板は圧倒的に飲食系でかなりの高確率でカフェです
私からしたら都会の町は特に、コンビニ並みにカフェが乱立
いずれも美味しいスウィーツと珈琲なり紅茶なりを宣伝しているのです
珈琲好きにとって現代は天国楽園桃源郷~……じゃ、ない(は?)
だって、本当に自分好みの珈琲にたどり着くまで途方もない道を歩く場合もあるじゃねすか!?
食べログとか、そういう紹介サイトで期待していっても
「えーっ!? はぁっ!? なぁー!?(# ゚Д゚)」
なんてこともザラだったりするじゃないか、というのは私だけか?
まあ、私の場合超スーパーハイパーウルトラにインドアだったし、基本、口コミサイトではなく生身の人間からもらった口コミで動くすんげえ怠けぶりだったです
なので、そこまで「ここはないわー」っちゅーのを引いていないかもしれないです
なので、ブームのすごさ及び勢い「は」認めますが、カフェの質については……うん
マジで痛い目に遭ったのでカフェ「巡らない」チョイス
そんな私だ、カフェなど友人家族から紹介をもらわねばいかない
ちょいと極端かもだが例をあげるとですね
かつて、自分で調べていってみた店がありえなくてねえ……
「うだらぁ!? ざけんなよー!? なにが星四つじゃ!?」
「じ、自家焙煎? はあ、どこに煙突がありますか?」
「こだわり自家焙煎の珈琲を謳って淹れるのがマシンとかないわー」
と、始終心の中は毒まみれの暴言祭でイライラはりけーんでした
そして、トドメとなったのはほんの些細なことです
珈琲は淹れてからの十数分が最も輝く、と思っている
豆は生鮮食品で生きている、と言う焙煎職人や自家焙煎のオーナーは多いと思います
そして、本当に美味しい珈琲はちょっと冷めたくらいが一番甘みが多くて香り高く、それでいて酸味、苦み、雑味すらも素晴らしいアクセントとなって至高の一杯になると考えています
だからこそ、許せんのです
その店はカップを専用の保温機械で温めていました。それはいい、問題は温度です
店のお姉さん、私がランチ平らげようとしているの見て珈琲スタンバイに入ります
そこまではまあ、普通にある風景だわな
でだ、カウンターに座っていたので作業は丸見えだったし、見せてもいいと思っていたんだろう
保温機械の蓋を開けて小さい鍋掴みを取りだし、カップのつまみを持ちます
ほおほお、熱いのね? そして、そのまま流れるような動きでドリップマシーンにカップをセットし、ボタンをぽちこさん……した
おいぃいいいい!? ちょ、ま、はあ!?
温度命、温度大切……なのに、素手で触れないほどあっつーくなっているカップに珈琲を注ぎはじめなさったんです。なんだ、この暴挙……?
そして、抽出終了したカップのつまみをやはりミニ鍋掴みで摘まんでソーサーに乗っけたお姉さんはにっこり笑って「お待たせしました~」……だってよ
おま、ええぇ……、アンタそりゃないでしょ? 自分が鍋掴みでなんとか持てるほど熱されたカップをノー鍋掴みで客にだすとか、頭大丈夫? と、マジで思ったです。ええ、はい
あの時は顔がひきつらないように努めました、うん、もう全力で
そして、予想に違わずカップはうっかり火傷しそうなほど激熱だったですともよ
だから、冷めるまで待っていたのだが、その間に珈琲(特に甘みと香り)がカップの高熱と自分の液温によってくたばっていくのが目に見えるようですんげー悲しかったです
やっと危ないながらも持てるようになってから飲む
あっつ!? さすが高温カップ、つまみが冷めても中は全然じゃ!
さらに待つこと数分。もう完全にアレなパターンやん、思ったが飲む(もったいない)
うん。これはもはやただ、すっぱ苦えぐ雑味だけ~な黒い珈琲風味の舌を超殺(アホに)する味覚破壊ドリンクです
ものっそ残念、つか、これで珈琲に自信ありげなんてふざけんな~と思いつつ会計して即行でた
ネー、ドー考エテモ、オカスィーヨネ?
自家焙煎を謳っているのに今まで飲んだどの珈琲よりもまずかったぞ? そんな感想を抱きつつ、他の店ももしかして……そんな疑心暗鬼に陥ってしまう私
二度といかね、と同時にカフェ巡りにいきなり暗雲すぎてごっつブルーになった日です
カフェの売りに多用されるラテアートもぶっちゃけ……
あまりカフェ否定したくないが、どーしてもこだわり根性が、ねえ?
カフェ、といえばラテアートドリンク、というひとも多いと思う
なので、ここにちょっとタッチして終わる
エスプレッソにスチームミルクで絵柄を描く。飲み終わったら消える泡沫アート
へー、わー、おっしゃれ~(棒読み)
これもバリスタの立場からすれば繊細にして一点限りの限定アート! なんだろうけど、珈琲がね、そのこだわりアートの間に死んでいくんだよ!
中には速描よろしくめっさ速く描けるひともいるかもしれません
でも、真に珈琲へ心血を注ぎ、真摯に向きあうならアートするよりサイフォンとかフレンチ、エアロのプレス抽出もしくは原点回帰してハンドドリップ抽出技術を磨く方がいんじゃね?
だってさ、こんなこと言ったらしばかれるかもしれんですが、バリスタはアーティストじゃないでしょ? あくまで珈琲のプロフェッショナルじゃないの?
絵が描けるのはすごいです。でも、味がついていかない、置いてけぼりじゃ本末転倒ではなかろうか、と思います
少なくとも私が目指す珈琲は「そこ」じゃない。それだけは明確です
そろそろ終わる
さぁて、散々否定的に世の中に受け入れられる珈琲たちをずったぼろぼろ切り捨てまくりましたが、気にしないでくださいね?
ひとの味覚はそれぞれ違うのも、求めるものが異なるのも、全部承知です
私は私の好きな私の愛する珈琲を極める、と言うとハードル高いがそんでも、できたら愛する珈琲で人生を楽しむ道を切り拓いていけたらいいな、と思っているんです
人生懸けた挑戦をしようとしているんです
ただまあ、ちょいと大きな障害がいろいろあってまわりには心配をかけると同時に大丈夫かよ、と言われます
けど、好きなんです。大好きで、愛しているんです!
美味しい珈琲とお菓子で幸福な時間を、大切なひとにも同じ時間を、そんな夢です
叶った時は喜び泣こう、叶わなくて終わっても笑って泣こう
私が入る棺の蓋が落ちるまで、珈琲に向きあえたらいいな、と思います
うむ、しんみりした気がするが、これも自己発信だよね
さて、ずぅっと、諸々様々いろいろいっぱい否定しまくっていては私に珈琲実は嫌い説が浮かびそうですね(笑)
っつーわけで、次は一番書きたかったことを書こうと思います
今回もかなり長文になったが、好きなことやこだわることにはすんげえ時と文字を尽くして使いまくる傾向にあるので次は「うん、やべえ」と感じた時点で分割します
なので、次回に予定している「珈琲専門店の一杯」については安心し、軽く読みにいらしてください
では、またのお越しを待っておりま~す