お菓子と私とジストニア

私を表現できるもの、挑めるもの、私の闘病、私にひっつくあれやこれを綴っていけたらな、と思っています

珈琲について~豆の精製方式と特徴~

 

神無です、今のところ精神状態の波は穏やかにちゃぷちゃぷしとります

 

昨日の夕方あげた珈琲関連の記事、我が家で長年お勤めでらしたメイカーさんの紹介と性能不足で担当危機に陥っていったんだよ、な感じで締めました

 

その後のことを適当適度に端折りながら綴っていこうと思うのですが、ちょっとここでひとつ神無の珈琲らぶ(ひとはそれを変態と言う)からくる珈琲豆の知識諸々を綴っていこうと思います

 

私がはじめて出会った本当の珈琲は……

 

以前の記事で話したが、その珈琲を最初に持ってきたのは母だった

 

「この珈琲は本物! 飲もうよ、ねえねえ、これ飲もう?」という興奮メーターぶっちぎりなさった母が持ってきた珈琲の銘柄を紹介しておこう

 

「ETHIOPIA(エチオピア) イルガチェフェ ナチュラル」

 

以前の記事で話をちょろっとだしたがエチオピアというのは豆の産地(栽培国)である。そして、その背後によく書かれているのは地域名や、稀に超絶こだわっているアピの珈琲豆販売店では農園の名前まで書いてあったり(←これ、実はすごいこと)するのだが、こうした珈琲は世間一般に『スペシャリティ珈琲』と呼ばれる

 

産地、地域、では最後のナチュラルとはなんぞや? と思う人は多かろう(プロと精通したツウなら当然の知識だヨ☆ なんてひともいるにはいるが知識有のが珍しいのだ)

 

これは、前の記事でかっこの中に超簡単に書いたが珈琲豆の精製方式である

 

珈琲豆の精製方式~?

 

珈琲豆ってどうやってできん? というのは誰しも興味があれば一度は疑問が湧こう。だが、珈琲豆がいかようにしてでき、どういう工程で我らの食卓においでになるか、というのは話せば(語りだしたら)長ぁ~~~~~~~くなるので今は置いといて……

 

とりあえず、精製方式の種類をひとつずつ説明しよう

 

珈琲豆の精製方式その一:ナチュラ

 

……この単語だけで「うん、わかった!」と、言えるひとはこがぁなブログで勉強しようとは思わんだろうから、あくまで初心者、珈琲の世界にこれから足を踏み入れてみようかな、と思っているひと用に書いていく

 

大きく二分される精製方法の大きな違いは文字にあるように、と言うと手抜きかよと思われそうですが、大きな違いはまさに単純明快なのです

 

ナチュラル方式について突っ込む

 

これはもっと日本語的にすると自然乾燥式、と呼ばれます

 

珈琲チェリー(コーヒーノキにつく赤い果実)を天日に干して自然に乾燥させ、発酵させ、生豆にするという最古の精製方式になります

 

精製方式の詳しい手順は省きます(神無は精製方式まにあではないので)

 

この精製方式でつくられた生豆が焙煎され、珈琲豆になり、抽出されて1杯の珈琲になった時の特徴というのは複雑で単純であるのに奥が深い、めーっちゃ深いんよ

 

特徴、それはなんといっても甘酸っぱくて繊細で……上質な果物や(神無は貧乏なので食ったことないが)極上の蜂蜜に特筆される溢れんばかりのフルーティな香りである

 

香りの表現は多種多様、ひとや豆によっても様々なので私はこれだろ! というような喧嘩はしない(きっぱり)

 

が、敢えて私の意見をだすとすると、甘酸っぱい果物の代表格を張るイチゴや洋菓子に使用される酸味果物フランボワーズ(木苺)などのベリー系果物、あとはいや~な酸味(すっぺーーーーっ!?)がないレモンなどが思い浮かぶ

 

それくらい繊細で洗練された、なんだろう……美しい珈琲になるのだ

 

ところがどっこい……(^ε^;)

 

しかし、その超美麗(である筈の)珈琲をはじめて飲んだ時(ポンコツ珈琲メイカー抽出)これはなにか? なのか? なにか(重大な怒りの琴線に触れたり)したのだろうか? 報復復讐かヨォ、怖ぇえええ((((゚Д゚;))))……(←いや、マジで)思った

 

だが、実際はダイナシの最たる原因は珈琲メイカーにあった

 

珈琲メイカーはその仕様上どうしても熱湯(90度以上の湯)で抽出するものが多いのが現実だ(この頃では高温抽出! 二段階高温抽出! とかいうイミフな製品もある)

 

だが、こうしたスペシャリティ珈琲は90度以上の高熱で抽出するとその珈琲が本来持ちあわせている甘味・酸味・香りなどの非常に繊細な味わい成分を大虐殺(物騒だが私のイメージはこんな感じ)して苦み・渋み・えぐみという珈琲が嫌われる最たる理由の味ばかりが際立ってしまい、せっかくのスペシャリティ珈琲がただの苦泥水化してしまう

 

簡単に言うと、繊細美人に適温を逸脱した熱湯ぶっかけたらヘソ曲げていやな味を前面に押しだしてきなさるヨ? ってこと

 

長くなりそうなので、ちょっと切って……

 

つづく