お菓子と私とジストニア

私を表現できるもの、挑めるもの、私の闘病、私にひっつくあれやこれを綴っていけたらな、と思っています

尽きた空元気――とりあえず続き

こんにちは。昨日ついにさして得意でもない空元気が尽きちまった神無です

 

んで、今日は病院にいってきたんですが

 

結論をサクッと先んじて言うと、だ

 

「確定診断をつけるんはまだ早い」

 

……などというまさかの焦らしぷれい(←やめんさい)

 

そして、とある病気によく使われる薬をだされ、二週間後に経過を見ると同時に薬でのアプローチが有効かどうか確認するのに受診する運びとなった

 

さて、この症例に覚えがあるひとはすぐにピンと来るかもしれないが、知らないひとの方が圧倒的に多いと思います

 

事実、盆休日の神経内科で言われるまで私はまったく知らんかった!

 

せっかくなので、あの時の続きを今日は綴っていこうと思う。一種備忘録的に

 

お盆休みの神経内科で突きつけられた病名

 

「薬の影響とか、なにか言われたことない?」

「ないです」

「僕の所見だけどね、多分あなたは……」

 

ごくり……。な、なんだ? バカすぎて曲がっちゃう奇病か?

 

いや、もしそんなこと言いやがったら呪うにおさまらんぞ~(―言―)ブツブツ……

 

ジストニア、じゃないかな」

 

……ほわっつ(・△・?

 

じ、じ……じいさんトニック?(ホントに救いようがねえ、こいつ)

 

聞き慣れない単語故に、耳が聞き零したが先生は苦笑し、りぴーとしんさった

 

「ジ・ス・ト・ニ・ア」

「へ、へえ?」

「まあ、簡単に言うと脳の病気」

「は、あ……?」(←まだぴんと来ないひと)

「こいつはね、直訳すると異常緊張、とでも言えばいいかな?」

 

まったく予期せぬ展開です

 

だって、整形のあの舌打ち医者が”変形性頚椎症”って病名でお高い首装具を売りつ……いや、現実逃避している場合じゃないぞ、私っ!

 

まさか、まさか、毒の吐きすぎで脳が腐った?

 

いや、そんなまさか、だが、脳の病気とな? ふ、そうか、誤診だな?(ぅおいっ)

 

「本来動かないでいい、緊張する必要がない筋肉がなぜか異常に緊張してしまう病気なんだけどね、うーん、僕の診てきたケースで言うと」

「……」

「僕はこの病気については精神科の先生と組んで治療に当たったことがある。精神障害があってそっちの薬を飲みながらいい具合に調整しつつ、ね」

「……」

「なんでかっていうと、この病気には精神科が処方する薬が原因になっているケースが結構あってね、該当薬を安全に抜きながら神内(脳神経内科)の薬やボトックス治療をしていく」

 

そっから先はあまり覚えていないが、とりあえず主治医(精神科)に紹介状の「お返事」っちゅー形で病気のことを伝えてもらい、近いところで診察してもらうように、と言われた

 

お返事たずさえ主治医にたーのもー

 

お盆のショッキング宣告を受けて数日後、なんとかかんとか無理矢理捻じ込む形で予約を取って、主治医に私はお返事を渡した

 

数日の間に、私はさらにへんちくりんになっていた

 

まず、首にはカラーを取りつけ、片目に医療用眼帯……という姿になった

 

眼帯をつけた理由はけっしてふざけ心や中二病云々じゃない

 

やむにやまれぬ理由が為に、です

 

ものが二重に見える上に両目で見ようとすると眩暈がして吐き気がするようになっちまったのです

 

その症状を自覚したのは盆のあの日に家に帰って趣味の小説を書こうと思った時、PC画面をいつものように見ている筈なのに、まったく見えねえ!

 

そこで苦し紛れに近くにあった洗顔バンダナ(あれ、髪をあげとくゴムバンダナ)を顔面に斜めがけで装着し、片目を隠してみた

 

すると、なんと、見える……!

 

そして、眼帯を買ってきてもらってからはかなり視界面における不自由は軽減され、半分ながらも明瞭に見えるようになったのです

 

昔、TV番組で見たが、ひとは片目の視野がバカになるとすかさず片割れが無理矢理補っちまうので視野が欠けたり、見えにくくなってもうっかり気づかないことがあるらしいのです

 

憶測で言うのはアホですが、私は「見よう見ようしっかり目ん玉使って見まくりなさい」っつー命令が脳味噌から放出されていたのかもしれない、と思った

 

なんてーの? 眼精疲労を凶悪にした感じ?

 

左目が収集した情報だけで事欠かないのに、なぜか右目までもが同じ情報を、しかもなぜかちょいずれ気味に収集して同時に脳味噌へ「はいどーぞv」したせいで二重見えが起こったのではないか? なんて、寝る直前などにうっすらぼやーと考えてみたりして

 

それもひとつの異常緊張じゃあなかろうか? とね?

 

主治医の診察を受けるまでの時間、私は落ち着かなかった

 

その時、私の中にあったのは否定心と疑心と悪寒や他にはそうだな、恐怖心もあったかもしれないです

 

なぜなら、私はこの時まだ「ジストニア」について一切ネット情報を漁っていなかったからです

 

いつも、要らない知識、先入観、顔も知らねえどこの誰が書いたのかもわかんねー無駄雑阿呆学、くっだらねえ情報をネットで収集して勝手にびびりマックスぶっちぎって結局杞憂だったりしたからです

 

なので、「私はなにも聞かなかったが、主治医に伝える病名ジストニア」……とだけ何度も何度も数えきれないくらい頭の中で繰り返しました

 

そして、いよいよ呼ばれた

 

主治医に会って「いやー、ほにゃらら(←どこか忘れた)病院から来てた神経内科の偉い先生にジストニアの疑い~とか言われちゃったんですよー、しかも薬のせいだって言われまして~」と、適当簡単に報告

 

さて、私は期待していました

 

落胆がないようにふたつの可能性を考えていました

 

ひとつは、「いえ、その可能性はないですね。ジストニア? ナンセンスです。神無さんの服用している薬の副作用にそんなものは発生しませんから」

 

ふたつは、「え? ホントですか? ジストニア? それはこれこれこういう薬で起こる可能性があって神無さんが服用しているものなんです」

 

はい、むちゃんこ欲張りな妄想です

 

でも、期待していたのは事実です。だから無知識で主治医の、専門家の意見を聞こうって思っていたんです

 

しばらく私の無駄に明るい報告を聞いていた主治医

 

私は半分の視界に相手の反応を見ていました

 

で、とうとう、相手が返答しようと口を開いたのでお口チャックです

 

ふたつの相反する期待は最高潮にたっかーくなっていき、そして……

 

ジストニア、ですか?」

 

つづ……「あ?(・Д・#)」

 

すみません、すみません、思いだしながら書いていくの疲れるんですっ

 

明日、頑張りますのでー! ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

 

なので、つづく