入院生活～終～

さあ、いよいよ退院が近づいてきた～、というわけで今日は二日分の出来事を綴ろうかと思います

まず、退院前日のこと、せっかく逃げてきたのに、なんでやねんという感じに窓開けおばさんが引っ越してきて早速窓開けやがった。寒い寒い寒いっ！！

なんなの？　院内凍死させよう計画ですか？　そして、騒音が騒音で騒音だ。最初の同室ばばあの動画視聴と「むふっ」という笑い声もキモくて鳥肌だが、窓開けおばさんのは心理的でない物理的な鳥肌が立つっつーやつですね

でも、翌日のこと。朝早く起きだした私。とっとと最後の荷づくりを終えてだーらだらしておりました。そうこうしているうちに母から連絡が来たので病室に「あばよ！」と別れを告げてデイルームへ。待つこと十分ほどで母到着したので退院、という運びになりました。いやぁ、いろいろあったあった。特に忍耐が必要なことがたくさんあった。なにこれ修行？　ってくらいやめちくり、って感じだがこれでもう次の入院は十年後くらいに考えておけばいいな

その頃、果たして私はどうしているだろう？　ふとそんなことを考えた一日でした

つづかないけど、つづく

入院生活あれこれ～五～

さてはて、書くネタが本格的にのーなってきたな、感じつつ今日も書く

この日は午前中、そんなにバタバタせずにすごせました。午後からは「うがーっ！！」な感じだったけど（笑）

午後の半ばに入ったくらいに先生が来られて傷の状態を見てくれたのと筋トレについて聞いてみた。いろんな病院サイトで術後の運動について書いてあったけど、胸の傷がある場合どの筋トレまでオーケーかわからなかったから

すると、胸にテンション（負荷のことだろうか？）がかからないやつならやっても大丈夫だよ、と教えてもらえたので腹筋と下半身の筋トレはできそうだな、うん。ちなみに上半身、特に胸筋を鍛える種目は三ヵ月後くらいまで我慢して、と言われた。へえ、三ヵ月様子見しないとなんだ～。と思ったので上半身メニューは二月辺りからやろうか？　と計画画策中です

そして、この日も同室ばばあがイヤホンなしで、大音量で（ここ大事！）動画視聴パーラダイスしていやがっていい加減「うるせえ！」と怒鳴り込みしてやりたくなった。留まったけど。どうやって？　それはね、万が一に備えて持っていっていた不穏時の頓服を飲んだからさ。じゃないと満タン水筒（一・三リットル容量）で撲殺☆　してしまいそうだったからだ。ひとりでイヤホンして楽しめ、マ・ジ・で！

そんなこんなを母に報告していたです（笑）母はびびっていたが、マジでやりそうだった自分がいる怖い。頓服持っていっていてよかった～

つづく

入院生活あれこれ～四～

おはようございます。さて、今日の内容はひたすら入院生活終盤の愚痴になっちゃうかしら？　と思っております。と、いうか短く終わると思う

それは、朝の、早朝の四時のこと。突然引っ越し先の部屋に男の声で「スーパーりんご飴、否、アップルキャンディー！！」だのと意味不明な絶叫が響きました

ぶっちゃけ簡単、ネタをばらすと同室のばばあが朝っぱらというか消灯時間だっつーのに動画を、やはりイヤホンなしで見てやがったからです

なんだ、アップルキャンディー。ふざけんなっ！！

こんの迷惑行為のせいでこの日も寝不足、というアレに陥りました。なにこれ最悪

最も悪い、というのは言いすぎなのでは？　と日々日常会話で思う私だが、こればかりはもう、もう、ざっけんなよ、ゴラァ！？　でした。ひとがすやすや眠っているところに突然意味不明な動画見はじめやがって！　でも、直後通りがかったんだと思しき看護師さんに厳重注意されていた。ざまあ

ざまあみさらせ、ばばあ。そうひとり忍び笑いしつつ寝に入ろうとしたが鼓膜に残るアップルキャンディーの叫び。本当に迷惑……

そして、この日、ようやく傷口のガーゼを外してもらい（本当は前日にもう取ってもいいけど、と言われたがなんとなく怖かったのでこの日までお願いした）、傷口フリーになったので記念に写メって、母にもどうだこれ？　と送ってみた

と、なぜか「美しい～ね」と言われた。こう、アレだ。等間隔で留まっている医療用ホッチキスの列が美しかったらしい。……普通、怖っ！？　が先立たないか？　とは思ったが個人の感想はそれぞれだ。うん

と、いうことがあった日でした。さて、退院日が（記事上）近づいてまいりましたので連続投稿も終わりが近くなってきました。淋しいような、助かるような……。うぅむ、複雑心地ですねー。てなわけであとちょっとだけお付き合いくださいです～

つづく

入院生活あれこれ～参～

どうもです。残りネタが少なくなってきたな～、と感じる今日この頃

この日は、前日の夜で点滴が終わったので針を抜く作業がありました。そして、それ以上に寝不足だったともさ。なぜ？　それはね隣のおばはんのいびきがうるさかったのと治療機器のものであろう灯りがちらちらと天井に点滅しまくっていて気が散り、眠れんかったせい（多分、寝ていて一時間ほど）

そして、季節はみなさんご存じの通り秋です。なのに、窓、全・開！　という地味処刑に遭って私、クソ寒い。おかしい。病院にいるのになぜ凍えねば……？

風がゴーゴー。テレビもイヤホンなしで見てやがるのかぼそぼそうるせえ。だが、なにより、寒い！！　体感温度どうなってんの！？　マジ寒くて体調崩すっての！

と、いうわけで看護師さんに内緒相談して部屋を代わることに。だって、手術以降はじめてのシャワーでほかほか、していたのにものの見事に湯冷めした。超迷惑！

こうはなりたくねえ。そう切実に思った日であった。が、引っ越し先でも苦難はあるらしく同室ばばあがやはりイヤホンなしで動画を見ている。多分次々変わることからティックトック？　と推測したが、迷惑なのでナースステーションに苦情入れに行った。だって、私が聴く音楽（もち、イヤホン使用）すら貫く大音量で視聴してんのよ？　ふっつーに考えて他人様の迷惑にあたると思いません？

で、動画視聴をやめたと思ったのも束の間、今度は電話をはじめた。スピーカーモードで。なに？　私に騒音聴かせたいひと、なわけ？　なんなの、この不運な部屋割りぶり

我に忍耐よあれ、と思いつつ眠りについた、というところで終わっておく。なにしろこのばばあの所業にぶっちんするのは翌日になってからだから。翌日以降ですので！

入院生活で、介護疲れとかそういうのを間接体験している感じがする意味不明さだよ

つづく

入院生活あれこれ～弐～

昨日に引き続き入院生活のあれこれについて、です

アレは二十日、金曜日のこと、はじめて手術痕を見ました。感想。部分フランケンシュタイン？　前の切開痕を再利用しての手術だったので新しい切開痕はなかったですが、そこを留めている銀色に輝く医療用ホッチキスら。怖し！

なんて思った朝はあっちゅー間にすぎ去り、お昼前に脳神経外科の先生がダブルでこられて術後の経過記録用ビデオを撮られる段取りになりました。で、結果を端的に言うとだ。なにこのとんでもスコア！？　ってな具合によくなって、なりまくっていたらしい

なにせ、オール０点、と言っておられたが要は問題なしの域にまでいっていたそう

すごくね？　一時期は心因性一〇〇パーセントでこれは完治しない、寛解もしないと言われた（クソヤブ医者に、ではあるが）というのに、日常生活に困ることもないレベルまで回復している、という。さすがに健常者と同等とはいかないけど、等しいくらい治っている、寛解している、とのことでした

これほど嬉しいことはない。かつては生きていることを呪い、歪み、死にたい、と切実に願っていたというのに……。喜ばしすぎる。舞い踊りたいくらいだ

先生のひとりも「こんな数字ってあるんですね」と、言っておられたので驚異の回復を遂げたようです、私。それくらいレベルで異常なしだった。よかった、本当によかった

手術に最初はネガティブイメージがあったが、やってよかった。まあ、体組成計に乗れないようになっちゃったのは悔しいなぁ、と思いはするが。んなもん些細なことだ

だいたい体脂肪率なんて目に見えない方が心が平穏だしね！　うん！

と、無理矢理納得したところで今日はここら辺で終わっておきます。また明日

つづく