お菓子と私とジストニア

私を表現できるもの、挑めるもの、私の闘病、私にひっつくあれやこれを綴っていけたらな、と思っています

年に一度の珈琲デーに

 

どうも、お久しぶりなりなり。神無は入院先より記事投稿なり!

 

また入院中のあれやこれは退院後、記事にしたいと思います。楽しいかどうかは別にしてまあ、いろいろ珍事が起こるだろうから(神無なので)お楽しみに~♪

 

最近の神無スペシャルな珈琲抽出術

 

さてさて、去年の珈琲の日に書いた記事の最後に最近やっている、神無の中で流行りの珈琲抽出法をいつか書くから、みたいなことを書いたと思うので今日は大公開です。……ああ、いえ、そんなたいしたものじゃないかもしれませんが(汗)

 

まあ、まずは、基本は同じです

 

お湯沸かして、珈琲豆計量し、挽いて、ドリッパーにセッティングするです

 

で、こっからがポイント! ドリップケトルには抽出目安のお湯より多めにお湯を入れておきます。そして、温度は気にしすぎません! 大雑把で構いません。面倒臭ければ沸かしてすぐでも上等です! あ、どうしても「えーっ!?」と思われるなら湯温にも気を配っていただいていいですが、この抽出ではあまり気にしません。むしろ、抽出前のことより抽出中の集中が求められるので……うん

 

といっても、すべての豆がそうでないので、見極めはひとまず淹れてみてからで……

 

さて、準備オッケーですね? そしたら、お湯を注ぎはじめるのですが、この時、まずは全体をしっかりと湿らせるくらいに注ぎます。で、お好みで蒸らしを5秒~10秒

 

そして、この先が超重要!! 蒸らしを終えたら、珈琲豆の中央に一定の量、一定の速度でずーーーーーっとお湯をご自分がお好きな濃さの規定量まで注ぎ続けます。休みません! ずっとつきっきりです。気を散らすことも、他の用事をすることも禁止です! 珈琲にだけ向きあってください

 

この時、できるだけ一定の湯量で、ってのを意識して注ぎ続けるとよろし

 

あとは、お湯をぐるぐるまわして入れないこと! ずっと豆の中央めがけて注ぎ続けることを意識してください。ずっと中央にだけ注ぐことで珈琲豆のフィルター(ペーパーフィルターじゃないですよ? 豆同士の隙間がつくる珈琲豆の濾過のことです)を通り続けるのでとてもクリアで澄んだ味わいの珈琲が淹れられます

 

規定の湯量を入れたら落とし切って(※)、ドリッパーを外し、軽く混ぜて完成です

 

珈琲を落とし切るか否かの見極め

 

最後の※マークは注意点です。それがこの見出しの通りになります。一般的に珈琲抽出を教えてくれるウェブサイトは落ち切る前にドリッパーを外せ、と言っていますが、これは一般によく言われる雑味が入るイコール不味くなる! が言いたいのでしょう

 

ですが、本当に美味しい、というか、きちんと美味しく抽出すれば例え某大手珈琲メーカーの豆でも落とし切った方が美味しい、と私は思います

 

それは、一般にたくさん流通している豆が中深煎りだからです。珈琲も様々個性があるもので、浅煎りから中深煎りの豆を使う時は、落とし切った方がいい、と個人的には思います。それというのも、雑味も旨味だからです。極端な話、スイカ(甘味)にお塩(塩味)をかけて食べると美味しさ増幅するって思うひと多いでしょ?

 

それと同じで、美味しいからこそ少しの雑味(変な話反対味)がある方がより珈琲の香り、味わい、苦みが際立ってくれると思うのです

 

と、ここで注意点です。深煎り~極深煎りの豆に関しては落とし切らない方がいいです。ただでさえ苦香ばしくしてあるものに雑味を加えてもそれは渋味やらのいやな味になるからです(実体験)。こうした豆の場合は落とし切らず、むしろ抽出途中だよ!? という段階でドリッパーを外してしまいます。なので、お湯を多めに注いでそれがまだ珈琲豆の海で遊んでいる間に外すんです。すると、上澄みだけ飲める。これに近い状態で飲めるので深煎りの豆もさらり、と喉を通っていって砂糖もクリームも要らん! ってなくらい、ごくごくいけちゃいます(ちょい、大袈裟かな?(笑))

 

なので、中深煎りまでの豆は落とし切る。それ以上の深い焙煎の豆は好みもありますが多めにお湯を注いでおいて途中退場していただく。これが私の中の鉄板です

 

おわりに

 

どーでしょう? 神無はこんなふうに最近珈琲を淹れています。今は入院中なので珈琲ドリップ無理す、ではありますが、家に帰ったらまた存分に淹れたいと思います

 

では、今日というこの日、珈琲の日に乾杯!

 

なにかがつづく

 

 

珈琲の日ですね

 

どうもです。神無、結構最近体調に波はあれどいい時間も伸びてきた気がするです

 

と、それはどうでもよくて、今日は珈琲の日ですね~♪ 一年に一度珈琲の神様に感謝を捧げねば(知らんけど)いけないのかもしれませんな~

 

な、わけで今日は久々にほんの少し珈琲ネタを混ぜて記事をつくりたいと思いました。ええ、はい。見だしなしでちょこりと最近の神無お勉強捗りどーですか? を報告です

 

まずは近況をば。去る九月の二十一日、同県内のとある市でとあるイベントがありまして、粛々とお料理を楽しむ、みたいな? お喋りしないよ、って感じのイベントでミサのような静粛な雰囲気の中で黙々と目の前の料理に集中みたいな……(まあ、なんだ、よくわかっていないのさ!)そんなのがあったですが、そこでだす最後のデザートに私の焼いたブールドネージュをださせてほしい、とご依頼をもらえまして、びっくりでした。しかもあの小さい丸クッキー一粒を百円で買ってくださると……。もう、びっくり饅頭です(←イミフ)

 

そして、私としてはこちらが本命だったのですが、カトルカールをも買い取ってもらいました。、多分、イベント参加者さんは知らないでしょうが、結構な無茶振りだったと思われることをさらりと主催者の方が言わさりまして、ええ、びっくらこきました

 

「このカトルカール、プレーン(新作)をつくってみてくれない? 試作を郵送してもらえないかしら? よかったらこちらもキャッシュオンで提供したいから」

 

これだけ聞けば平穏。だが、しかし、このイベント実はもう一週間後に迫っていたりしたのである。どうすか? わかりましたか? ご理解いただけただろうか?

 

一週間以内新作つくって郵送しておっけーでたら売るよ? という母曰く鬼のようなどえす発言を笑顔でおっしゃられたのですよー!!?

 

どんだけだ、すげぇ追い込みキター! でも、これで誰かの舌に記憶してもらえれば次回もあるかもと思い、夜なべして試作。そして二本焼いて母おっけーがでたので郵送。主催者殿にも気に入っていただけたので正式に発注がかかりました。でぇ、そのイベントはもう人数制限で埋まっていたのと、どういう格好でいけばいいか知れないので、つか、それ以前に親友たちと私のケーキ試食会をしよう! と話して計画していたので当日の、参加者さんたちの実際の声は不明だったが、とりあえず、試食会とこのイベント用とで計七本のカトルカールを明け方から夕方まで昼休憩をはさみつつ焼きあげて燃え尽きました。疲れたぜ……(ふっ)

 

このイベントのケーキとブールドネージュを納品にいく前、つまり試作して? との愉快などえすを言われた時、主催者の女性が、ひとつ、助言してくださいました

 

「あなたのお菓子は珈琲よりも日本茶とか紅茶の方がいいかもしれないわ」

 

と……。言われた瞬間頭まっちろになりました。だってさ、はじめて美味しい珈琲に出会って研鑽を積むこと早二年。なのに、今になって珈琲じゃないんじゃない? は、結構びっくりした

 

でも、言われてみれば珈琲だけが焼き菓子の供じゃないよなぁ。煎茶とか緑茶、抹茶、紅茶にルイボスティーなどなどなど……あげればキリがないほど世の中にはいろいろな飲み物がある。そこで私は自分の世界の狭さを知りました(大袈裟?)。なので、将来にどのような形になるかわかりませんが自分の工房を持てたならいろいろな焼き菓子と飲み物でひとを笑顔にできたら素晴らしいじゃないか! なーんて、ことを思っていたりしたりして

 

とりあえず珈琲はある一定のラインに来ている、と思っている(思い込みも大事さ!)ので今後は緑茶とか紅茶、などなど世界のお茶をお勉強できればと思っております

 

ただまあ、今日はせっかくの珈琲でーなので、丁寧に抽出した珈琲でまったりのほほんしたいと思います(●´ω`●)

 

また、機会があれば最近の神無珈琲抽出技を書いてみようと思います。最近はね、温度にこだわらなくても美味しい珈琲が淹れられると知ったのでやはり、抽出技術が大事ですね、なーんてしたり顔ですが、師匠の師匠に教えてもらったシンプル抽出術ですので体調いい日に書ければと思います

 

では、グッド珈琲デーという素敵な今日という日を楽しくはじめましょう!!

 

つづく……のさ

 

 

こうして私は変態の道へ

 

どうも、今度は珈琲について振り返る記事を作成している神無です

 

この前は、ある大切なものを忘れてしまったヨ! というとことで話が終わったと思います。今回はその続きを書きたいと思います

 

なに忘れたかって?

 

さて、私は帰宅して早速某通販超大手サイトで必要なものを入手しました。カリタのドリッパー、というかはじめてさんの珈琲器具セット。ドリッパーと受け皿(?)とあとあのビーカーと言うと語弊がありそうですが、あの入れもののセットです

 

あと、おすすめされたのでカリタのドリップポットの七百ミリリットルサイズのやつ(一リットル超えのもありましたが筋力の限界を思って小さい方を選択)を購入し、十月の初日に届いたので早速入れてみようと思って忘れ物に気づきました

 

なんと、珈琲豆を忘れていたのです。もはや笑うしかない(笑)

 

その当時、我が家の珈琲はメイカーさんに頼りっきりだったので粉になった豆しかありませんでした。痛恨のミスです。むしろアホです。アホと呼んでください。いえいやですやめてください

 

ただ、この私のアホすぎるミス、知った母が数日後、渡してくれたのはあの珈琲専門店の珈琲豆(エチオピア)でした。なんで? と思っていると

 

「実は知人に相談したら、わざに見にいってくれたんよ。それでこっそりアンタが入っていくのを見てね。その時、ちょうど自分用に買っていた豆を譲ってくれたんさ」

 

とのこと。その知人、というのはのちに私と母がジャーマネー(マネージャー)と呼ぶようになるひとですが、ご厚意に甘えて私はその豆で初挑戦ドリップに挑みました

 

そして……

 

うげぇええええ!!? なんじゃこら!? 苦っ、すっぱっ、なにこの~!!

 

というような、負の産物を生みだしてしまったわけです。今となっては笑い話です

 

その後、何度も試行錯誤を繰り返しましたが、一向に上達どころか毒からの進歩がありません。ので、私はあの店主が言っていた、マンツーマンで指導というのに縋ることにしたのでした

 

連絡を取り、日にちを決めて、いざ、再び開店時間前の一時間に! という感じで習いにいくことにしたのでした。そう、ここから私の変態道ははじまったのです

 

はい。キリがいいので今回はここまでにしておきます。たいした内容じゃなくてすみませんですが、この時間にあまりキーボード叩いていると母に怒られるもので(笑)

 

カタカタ、って音が睡眠妨害らしいです。そんなわけでまたいつかなにかを書けたらと思います

 

なにかがつづく

 

……と、思う(笑笑)

珈琲はお好きですか~珈琲専門店オーナーとの出会い~

 

どうもです。神無と申しますですが、珈琲の変態です(笑)

 

実家の自営業のお手伝いをするのにゆっくりブログをつくっている場合ではなかったので間がかなりあきましたが、今日は休みなので久しぶりにブログしようと思いました

 

さて、こないだははじめてひとりでいく同県内別市に車で三時間かけていってきましたそれも計画性ゼロで、という辺りで話が終わっていたかと思います

 

そこからのことを綴ってみたいと思います

 

はじめましてな店主

 

手動の戸を開けて中に恐る恐る入ってみると、大きな木のカウンターがあり、奥にはテーブル席もあります。店内の雰囲気はのんびりゆったりとしていて、まるで別の世界に入ったかのような感覚に陥る? ひたれる? とりあえずなんだかほっとしました

 

そして、私が入口でまごついているとカウンターの中にいた男性が声をかけてくれました

 

「もしかして、電話の……?」

「あ、はい。はじめまして!」

「どうぞ、カウンター席、お好きなところに」

「はひっ」

 

のような会話をして私はカウンターの真ん中あたりが空いていたのでそこにどっこいしょ(ばばあ?)して、メニューの紙をはさんだバインダーをもらってどう注文したものか、と思ってふと「今月の珈琲」というのを見つけて訊いてみました

 

「これって今月のはどんな珈琲ですか?」

「ああ、今月はエチオピアをおすすめしてます。酸味のある綺麗な珈琲ですよ」

「さ、酸味……」

「もしかして酸味系の珈琲は苦手ですか?」

「う、はい。あ、でも、挑戦してみます。今月の珈琲をください」

「はい、ちょっと待ってくださいね」

 

そして、カウンターの向こう、神無のところからは見えないところでハンドドリップの準備をはじめる男性。いえ、このお店の主はほどなくして私に一杯の珈琲をだしてくれました

 

それは今まで見てきた珈琲(UCCのアレ)に比べてかなり色味が薄いと言うと失礼かもしれも知れませんが、カップの底がギリ透けて見えるくらいクリアな色あいの変わった一杯でした

 

酸味系、と聞いて一番に思ったのは母がこれぞ本物、と買ってきて珈琲メイカーで淹れたあのすっぺーやつ。恐々と口をつけてすすってみます

 

……

 

……あれ?

 

うっま! なにこれ!!? 酸味ってかこれはもう一種の旨味成分では?

 

そう、衝撃を受けたのです。神無はそのエチオピアの浅煎りに感激してしまい、もうそこからは味わいながらではあってもごくごくいける感じでした

 

「どうですか?」

「すごく美味しいです。今まで飲んだことないくらい、もう、言葉が」

「あはは。よかった。酸味があまりでないようにしてはみたけど苦手なひとは苦手だからね」

「いや、これは素晴らしいですよ」

 

そして、それから神無は店主であるk氏と話し込み、感動の余韻を残して、最後にこんな話をしました

 

「珈琲、私のような素人でもできますかね?」

「できますよ~。道具を揃えたらまずはやってみてください。僕がおすすめする道具はドリップポッドはカリタのものが使いやすくて愛用してます。あとはドリッパーとかいろいろと準備するものはありますが、もし、困ったことがあればまたいつでも来てください! 予定を組んでマンツーマンで教えることもできますので」

「はい!」

 

そして、会計して店をでた私。この時は、興奮していてつい、うっかりあるものを忘れていました。が、それはまた今度にします

 

つづく

珈琲はお好きですか?~きっかけの店~

 

どうも。入退院珍道中がありました神無ですが、ようやくブログタイトルにある珈琲に触れて、いえ、触れ直していこうと思います

 

遥か昔、のような気がするですがとある記事で私は最後の方でこう締めました

 

母「珈琲をやってみない?」

 

この時は、まだ珈琲に熱をあげていませんでしたし、ましてここまでこだわり強くなかったです。ですが、この一言がきっかけになり、私は珈琲の本来というか真の素晴らしさに気づいたのです。それはある店のオーナーとの出会いがはじまりになりました

 

突然行動する私

 

母に珈琲をやってみないか、と言われ、とある店を経営している方の名刺をもらいました。そこは私の住む町から結構遠く、車で二時間半、といったところ。遠いそこに、その市に私は今までひとりで運転していったことがありませんでした

 

でも、なんでしょう。唐突になにかがおりてきた、というか、すごく惹かれたのです

 

不思議なことです。会ったこともないひとの名刺に惹かれるなんて。だからこそ、私は突然の奇行(母曰く)に走ってしまったわけだ。まあ、いわゆる……暴走?

 

名刺をもらった日から数日後の土曜日、九月の終わりに私は名刺の携帯電話に電話をかけました。ドキドキでした。そして、でられなかったので、お忙しいか、と思っていると電話が折り返しでかかってきたではないですか!? びっくらこきました

 

「もしもし」

「あ、はひっもしもし、はじめまして! ああ、あの、母がクッキーを持っていったと思いますがその時いただいた名刺を見て電話してしまいました」

「ああ。はじめまして」

 

それから、電話なのに何度も頭をさげて突然電話してすみませんだのなんだの話して、その方がまた都合のいい日にぜひ寄ってみてください。お話しましょう、と言ってくださったのに神無、つい、つい? いや、もうこれは勢いでした

 

「いえ、今日休みなんで今からいきます!!」

 

はい、なんという暴走ぶりでしょう、と今となっては笑い話です。私は早速支度をして母に連絡。今からいってくる、と言った。さあ、どうなった? 簡単だね?

 

はあぁああああああ!!? い、今からーーーーーーーー!?

 

うーん、妥当な反応(笑)。と、思いつつ、どうしてもいく、と言ってきかない私は車に乗って母に安全運転で、と三回くらい言われて出発しました

 

道中はとても安全運転でしたので、今よりも三十分ばかり長くかかってようやく話に聞いていた有料の駐車場に到着(私の住んでいる地域では有料駐車場はない(月極以外で))し、そこからはスマホのマップを見ながら目的の店を目指しました

 

で、歩くこと五分。目的地と思しき店を発見し、手動の戸を開けました

 

そう、これが私の珈琲変態道への入口でした

 

つづく